オーストリアの美容院

よく聞くのがオーストリアの美容院は恐いから行かない、日本へ一時帰国した時だけしか美容院に行かないって声です。みんなまっすぐに切るから。本当にそうなんでしょうか?

つい最近オーストリア人の美容師さんに切っていもらいました。出来はとってもいい仕上がりになりました。もちろん、写真を見せて毛先ははさみを縦に使ってくださいとお願いしました。失敗の多くは言葉と文化の問題かなと思います。だってちゃんと言えば伝わったのですから。日本だったら何も言わなくても日本人の好みのカットにしてくれますがこちらはすくのはあまりしないようです。ヨーロッパ人の髪は細くてうねっているのでまっすぐカットしてもそれなりにサマになっているんですね。

妊活・不妊治療について思うこと

妊活について

最近ようやく体冷やさないようにとか食生活の改善をとか言われるようになったけれど、妊娠したくなった時に始めても遅いのです。長年の不摂生が生殖器官にもろ影響を受けます。夏になると皆女性は裸足でサンダル、生足でスカートですけどあれは良くないと思うんです。頭寒足熱の逆を行っているではないか。女性ファッション誌の影響で皆不健康になってます。ヘアカラーも経皮毒といって頭皮から子宮にもろ悪影響を及ぼして婦人病や不妊を引き起こすらしいではないですか。

私は世の女性に声を大にして言いたい。健康でいたいならば、子供を産みたいならば夏もちゃんと靴下履いて、お腹も腹巻で暖めて、冬は特に靴下2足重ねて履いて、ケミカルなヘアカラーはやめて自然のままの自分を受け入れて、白髪が生えてきたらヘナで染めるか銀髪を楽しむのがよい。パーマも縮毛矯正も体に良くないからやめるべきです。パーマでうねっているのか、くせ毛でうねっているのかなんて自分にしかわからないですし、くせ毛の方が朝セットしやすいですよ。ファッション誌から出てきたような自分にはなれないかも知れないけれど、魅力を引き出す方法はいくらでもあると思います。持って生まれたものを最大限に使うのです。皆が皆ファッション誌を真似して同じ見た目になる中、人と違うことすれば目立つ。

 

不妊治療について

はっきり言います。不妊治療は反対です。不妊治療しないと産めない体から生まれた子が果たして健康なのか?その子も将来不妊治療しないと子供ができないのではという疑問があるし、その他障害を持って生まれるリスクがゼロではないから。そのような事実がもしあったとしてデータを得られるのは10~20年先の話でしょう。その前に医療関係者が儲けのため真実を隠すかも知れません。子供が実験台にされています。親のエゴで不完全な人間の医療を通して災いを招いてはならないと思います。生命力のある卵子精子が出会うから生命力のある子が生まれるんでしょう。

不妊治療を始めると夫婦関係が悪化するという話もよく聞きます。できないならできないで、二人仲良く暮らしていくことに集中する方が良いのでは、と思います。

ヨーロッパ人は熟女が好み?

フランスの大統領に就任したマクロンには25歳上の妻がいますね。これを知ったとき、やっぱりヨーロッパの男は熟女好きかと納得したわけですがそう思うわけを今日はお話します。

私が2007年ウィーンに来たばかりの頃のことです。前回の記事でドイツ語教室でタイ人の女友達ができたと述べました。今は疎遠です。これからは彼女をPと呼ぶことにします。とある場面でPがなかなかイケメンの若い男性と何やら話しこんでいる・・。Pが私に「あなたに興味があるから私に色々情報を聞いてきたの。あなたの年齢を聞かれて19歳だって答えたら、若すぎる!って言ってた。オーストリア人って年上が好きなのかしら?よくわからないわー」と伝えてきたのです。それを聞いてびっくりしました。若いのはダメなのか?日本では容姿も職業も大事だけど、若いことに価値を置きませんか?いい大人の男性でしたら19歳の小娘は付き合う相手として若すぎると思うかもしれませんが。この出来事でできた疑問をずっと何年も持って過ごしていました。

 

一般的なことを話します。日本人は適齢期なら結婚して家庭を作ることを考えますよね。ですから男性は相手の女性に子供を作れる若い年齢を求めます。

ヨーロッパ人は結婚という制度に価値を置きません。結婚を考えずに付き合い始めて、同棲もして、子供を作ってウン年後に結婚するかあるいはずっとしない、気が合わなくなったり他に好きな人ができたら子供がいても簡単に別れたり離婚してしまいます。離婚した子連れ同士がカップルになる「パッチワークファミリー」というのは沢山います。ウィーンは離婚率が60パーセントだと聞きました。がまんをしない民族なのだと思います。田舎へ行くとまた違ってくるのですが。ですから相手選びに若さは重要ではないのです。実年齢が高めでも、見た目が若々しく見えればオッケーとされるように思います。そして、精神・経済共に自立していることが女性に求められていると思います。結婚・同棲しているほとんどのカップルは生活費を半々に分担しています。ヨーロッパ男性は妻や彼女が自分より稼いでいたり優秀なのはむしろ歓迎なのです。

交際を始めるとすぐに相手の両親に紹介されます。日本だと両親に合わせる=結婚前提の交際として認めてもらうという感じですが、ヨーロッパは友達を紹介するみたいな気軽な感覚で行われます。

 ヨーロッパ人は男女ともに老けるのがとても早いです。なので年齢は私とそう離れていなくても熟女に見えてしまいます(笑)。

 

結婚したいあなたへ

これを読む皆さんは、日本を出たいですか?もうすでに出ているかも知れませんね。知り合ったら挨拶のように年齢を聞いて若くないという理由で恋愛対象外にする日本人男性に嫌気がさしてませんか?海外で暮らすようになってこちらに染まってきたせいか、日本のロリコン文化を気持ち悪く思うようになりました。

それはさておき、海外で好きな人に出会ったら一緒にいるため結婚という制度でビザをもらうことは必然ですよね。そしたらヨーロッパ人女性と同じ土俵に立ってメリットのない同棲や果てのない交際期間で時間を無駄にしてしまわないで、違うやり方で勝利しましょうよ。

それはですね・・結婚までセックスしない!です。私はその方法で夫から出会って3ヶ月でプロポーズされ、1年後に結婚しました。付き合ったら肉体関係を持つのが当たり前の世の逆を行っていますが、日本・海外問わずこれが結婚への近道です。ヨーロッパにも少数ですが結婚願望のある男性はいます。良い物件の人に選ばれたかったら自身も身持ちを堅くするべきです。誤解されないように言っておきますが、私はビザ目的で結婚したんじゃないですよ。お互い心底惚れたからです。

オーストリアでは結婚指輪を右手薬指にはめる

オーストリアでは結婚指輪を右手の薬指に、婚約指輪を左手の薬指にはめます。

オーストリアの結婚指輪はごついデザインが多いです。こちらの人は体が大きいので、指輪も太くて存在感がある方がきっと合うのでしょう。そしてゴールドの14金が主流なようです。理由は傷がつきにくいからだそう。

 

私は14金の、小さなダイヤモンドが3つはめられたシンプルなデザイン、主人は同じ指輪のダイヤモンドなしのものを選びました。幅が約4ミリくらいあるので太めです。日本人はこちらのデザインは好みでないから日本で買うという人もいるようですが、私は存在感がある方が好きなので満足しています。

 

値段は主人と私の結婚指輪トータルで9万円ちょっとくらいでした。婚約指輪も小さなダイヤモンド付きの14金で、5万円いかないくらいのもの。婚約指輪は今でも主人と2人で出かけるは左薬指にはめています。タンスの肥やしになるのはもったいないですし、はめてる私を見て主人も喜ぶ気がします。ブームの、結婚指輪と一緒に右手薬指に重ねてはめられるデザインでないのが少し残念です。結婚10週年記念とかにランクアップして18金の指輪をおねだりしたいと思っています♪

国際結婚する日本人女性はブスが多いのか?

国際結婚ブログって吐いて捨てるほどありますね。ハーフの子供の写真バンバン載せてたり、漫画形式で文化の違いを紹介していたり、とにかく色々あります。その中で、国際結婚をしてない人だと思われる「国際結婚する日本人女子はブスが多い」と書くブロガーを見かけます。日本でもてなかった=ブス が海外で出会いを探すからだ、というのが理由みたいです。チッポラも同じ意見でした(笑)。国際結婚している身として気になる話題なので、それは真実なのか独断と偏見で検証してみようと思います。見た目より中身だ!という建前や、よく見られる「欧米の男性はしっかりした意見を言う女性が好き云々」という話題は違う章にとっておくことにしましょう。

 

日本の男性は色白で、小さくて、顔が可愛いくて若い女性が好きですよね。それらに当てはまっていればO脚でも顔が大きくても胸が小さくてもOKって感じしませんか?昔愛読していたセブンティーンで、インタビューを受けた男の子が女の子の好みを言っていました。顔が可愛かったらあとはどうでもいいと。

欧米では顔が普通でも背が高くてスタイルが良いとモテます。いわゆるボンッ・キュ・ボンッです。逆に顔だけ可愛くても全身のバランスが不恰好だとモテないです。歯並びの良さも重視されます。

自分なりに考えてみたのですが、欧米でスタイルの良さが重視されるというのは、筋肉がある=夜の営みではきっと最高 みたいに本能的に男性の想像をかき立てるのではないかと思ったのです。欧米女性が大人っぽさ、セクシーさをアピールするのはそういう理由からかと。日本的な可愛さ(どこかのアイドルグループのような)をアピールしますと、まるで子供を相手にしているような感覚=児童虐待 のような構図になりだからこちらでは可愛さはウケないという結論に至りました。

多くの人が気づいていることでしょうけれど、欧米の人が好むアジア人の顔は「典型的なアジア顔」だと思います。日本やアジアでモテるタイプの女性は色白で目が大きいっていう白人要素の入った顔ですね。そういう女性は幼い、可愛らしい顔をしています。欧米ではセクシーさがもてはやされると書きました。ですから瞼が一重で釣りあがっていて頬骨が高くて褐色肌の「ムーラン」みたいな人はエキゾチックで魅力的なようです。女優だと「すみれ」みたいな。典型的アジア人顔は欧米人にとって大人っぽくセクシーに見えるのかもしれません。

オーストリアでモテているオーストリア人・その他ヨーロッパ人女性も、目が釣りあがっていて大人っぽくて、少々近寄りがたい雰囲気のある美人が多い気がします。

オーストリアに来たばかりの頃は、日本人女性に限らず他のアジア人女性もルーシー・リュー似のゴ○ラ顔が彼氏や旦那をつかまえるのを見て不思議でした。他に見比べる相手の国の女性がいないからゴ○ラにつかまっただけの可哀想な?ヨーロッパ男子たちだと哀れんでいました。だって日本でモテモテのかわいこちゃんならとっくに日本人と結婚して、海外に行かないではありませんか。そういう事情があったとしても、ヨーロッパの男性にとって日本でブスと言われる女性は典型的アジア要素が多いため魅力的に映るのかも知れません。

 

結論から言うと「国際結婚する日本人女子はブスが多い」のか?

日本、アジアの感覚から言えばYesです。

国際結婚をなさった周りの日本人女性のルックスを観察してみると美人もいるが少数派、ブスがほとんどです。チッポラが思う美人は日本でも海外でも美人だと言われるはずの人たちのことを指します。日本人が好む要素と欧米人が好む要素を両方持ち合わせているタイプ。具体的に例を挙げると吉瀬美智子みたいな。彼女のことをブスという人は一人もいませんよね?菜々緒のような整形美人はもちろん外します。菜々緒が昔セブンティーンのモデルオーディションに参加した時から知っているんですが、当時のエントリー写真は整形前でとてもぶさいくだった・・。

上に述べた基準を持って世の中を見回すと、日本に暮らす日本人女性だって本当に美人な人は少ないって思うんです。あるブロガーか書いていましたが、欧米のパートナーと一緒に歩く日本人は目立つので、多数派のブスが目にとまりやすく「国際結婚する日本人女子はブスが多い」と言われてしまうそうです。真実を突いている気がします。

 

海外で婚活したい貴女へ

日本でモテない貴女、海外に出てはいかがでしょう。海外でもアジアではなくて欧米を対象にして言っています。対策としてフィットネスセンターで体を鍛え、歯並びに自信がなければ歯の矯正しましょう。髪を染めるのをやめて黒髪に戻ってみてはいかがでしょうか。黒髪ストレートロングは羨ましがられます。長年のオーストリア暮らしで、天然ブラウンヘアーの人たちの中に染めたアジア人のブラウンヘアーを見るとなんだか汚らしいというか、不自然さ、イケテナイ感を感じるんです。無理して欧米人に近づこうとしてるような。その逆、欧米人が元が暗い髪をブロンドに染めているのもとってもイケテナイ感を覚えます。

あと日焼けを恐れないことですね。こちらでは小麦色の肌が良しとされます。日本にいる感覚が残ったまま日傘とかさしていると周りからすごい目で見られます。←さした本人が言うから間違いない。

ドイツ語の壁にぶつかる

今日はどのようにドイツ語を身につけたかという話を書きます。

 

日本にいる間はNHKのラジオドイツ語講座を聴いたり、また通っていた高校では副科として2年間ドイツ語を習うことができました。ドイツ人の先生の下で個人レッスンを受けていたこともありました。準備はしていたのであとは会話さえ現地で練習すればなんとかなるだろうと思っていたのですが、実際にウィーンに来てみるとアクセントが全然違って人々の話していることが理解できませんでした。ここの人たちドイツ語話してない!ドイツへ行けば良かった!と後悔していました(笑)

来てしまったのだから文句を言っても仕方がない。人間らしい生活を送るにはドイツ語が話せなくてはいけません。ですので約半年ほどドイツ語教室に通い、タダで配られてくる新聞を読んだりラジオを聴いて勉強しました。日本で準備していたこともあったためか割とすぐにB1に合格することができました。

後に大学で必要なB2も取得したのですが、それ以降は教科書を使っての勉強はやめて、映画を字幕あり・なしで観たり、ドイツ語の本を読みました。手っ取り早い上達法は、オーストリア人の友達を作ってとにかく話すことです。友達を作るのにもある程度ドイツ語が出来ないと難しいのですが。私がウィーンに来て初めてできた友達はドイツ語教室で知り合ったタイ人の女性でした。彼女も間違いだらけのドイツ語で話すのでお互い上達しませんでした。オーストリア人の友達と呼べる人ができたのは何年か経ってからでした。

チッポラの住むオーバーエスターライヒ州も独特の訛りがあります。こっちはウィーンの訛りより更に言っていることがわかりませんでした。常に怒っているようでけだるい感じ。単語も言い回しも大きく違います。今はどうかといいますと、長年住んでいると慣れてきて愛着すら持っています。ドイツ人のドイツ語は耳に障ると書けば大げさですが違和感を感じるようになりました。だら~んとしたアクセントでないと落ち着きません。ウィーンのドイツ語でさえも限りなく標準語に近く聞こえます。こちらの人が標準語を話そうとしても上手くできないように、私もザ・ドイツ語を話せと言われても話せるか分かりません。